画家の死後:内藤瑶子の生前日記

自称絵描き|内藤瑶子のナイトー自身による、活動報告のブログです。/ 東京近辺で活動中。詳しいことはhttp://yokonaito.info/へ。

明日、8月8日(月)から京橋TーBOXにてグループ展 / 暑中見舞い申し上げます。

暑中見舞い申し上げます!

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何卒ご自愛くださいませ。
 
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急遽、8月8日(月)〜ギャラリーTーBOXにてグループ展に参加します。

小品新作3点を出品、今回は和紙に岩絵の具、墨などを使った日本画仕様の作品です。
かなり小さい作品で、へたしたら消しゴムくらいかもしれません。
 
京橋駅から徒歩数十秒、東京駅からも歩けます。ぜひ何かのついでにでもお立ち寄りください。
自分は初日に在廊します。
 
T-BOX MIX展
市川佳世子 大平真己 香本博 下滝英男 関菜穂子 滝田好子
土橋晃 内藤瑶子 服部百合子 光内亘利 山本有子 由城順造
2016年8月8日(月)〜8月13日(土)
(11:00〜19:00)(土曜日は16:00まで)
 
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しかし今日は暑い!夜になっても温度が下がらないのは辛いですね。まだ家の中は30度以上あります。。

展示終了 / せんきょ / 展示見聞録

展示「うちわと風鈴展」終了しました。「用の美」というからには*1、使ってもらえなければ意味がない!と頑丈でお得感のある団扇にしました。無事にみなお嫁入りし(ありがたい!)、一安心。
来ていただいたみなさまにも、感謝申し上げます!
↓いちぶ↓和紙にコラグラフ、骨組みに貼りつけました。(これが一番苦労。。)
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神奈川県民なので、都知事選は関係ないのですが…参議院選挙、私の入れた人は落ちたようです。なにはともあれ、よさげな憲法になるとよいですね。幼児連れ投票が解禁になり、3歳の息子も連れて行きました。というか、今まで禁止だったことを知らなかったよ‥みんな預けて行ってたの?

 
数年前、政権交代した時は民主党(旧民進党)に入れました。それがよかったのかどうか‥。甘利さんはすぐ隣の選挙区。地元で有力な政治家は、地元での評判は上々なのですが、本当のところどうなのでしょう。。
そもそも専門家ではない人間に何か選択権があることが、いいのか悪いのか。。ソクラテスプラトンの時代からの人類の悩みです。盲信するほうが無知ってもんです。
 
そういえば、私の親戚はみな政治の話が好きで、宴会の際は左右に分かれてディベートしたり、時に天皇制をめぐって殴り合いをしたりと、とても楽しい人々でした。
 
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◉展示見聞録

心残りといえば、ヴァニラ画廊で開催されていたという「シリアルキラー展」に行けなかったことです。
 
オーナーの高橋さんと打ち合わせもかねて訪問。光内さんは関西の方で、東京ではTーBOXを拠点とされています。かわいくて楽しい、でもどこか癖のある平面作品。二次元的な画面に、不思議と空間のリズムを感じます。作品は何回も拝見したことがあったのですが、お会いするのは初めてでした。
技法の話で盛り上がりました。
 
電車の中でTwitterを覗くと、この展示が話題になっていました。時間もあったので、その足で東京横断やっとこさ。
絵画を検討する展示(題名からして当たり前か。。)私を含め、周りにはは美大卒の方ばかりではないし、若い人もそこまでいない。専門教育を受けず、作家活動していて、かつ年月を重ねている人は、この手のトピックは棚上げしている人が多く、興味深く拝見。あまり知識はないが楽しめました。
 
主催者さまの「絵を描く」ということがこの時代において特別な意味を持つんだ!というメッセージはとても共感しました。ある程度「絵画作品」として未来に影響を与えようとしながらも、どちらかといえば絵を描く「行為」の効果や、その行為自体を普遍的なものとして捉えようとしたりする方に、より活路を感じてしまうことが多い。何の活路なのかは謎だが‥
 
「第五回 座の会」@O美術館(大崎):

大崎駅前は、いろいろなビルがいやに頑丈そうなタイル貼りのペデストリアンデッキとコンコースでずらずらと繋がる不思議な構造。*2

改札から数分で到着できるビルにある展示空間は、ビデオアートなどを想定して設計されたという面白いスペースでした。

第五回 座の会」は日本画のグループ展で、わたしから拝見すると繊細な雰囲気です。資料によると、若手の育成を目指して展開されているそう。出品している友人によれば、日本画とは何か、グループを結成する意義とは‥など、いろいろ議論されているそうです。そういうトピックはずっと残っていくものなんでしょうか。簡単に(もしくは絶対に)結論が出ないことを前提にすれば、実りある話になるのかもしれません。
 
「肉筆浮世絵展」@羽黒洞木村東介:
以前に出品した企画「ときこきまぜる」で出ていた*3「桃山期柳橋屏風」が出品されていました。もう四年前か。桃山期からしたらほんの一瞬ダナ。
 
 
 
 

*1:もちろん冗談ですよ…

*2:その後調べていると、駅前コンコースやペデストリアンデッキには、いろいろ面白いトピックがあるようでした→

http://www.andos.asia/station/index.html

*3:たぶん。間違いだったらすいません!http://www.hagurodo.jp/public_html/contents/Archives/201203.html

雑誌「さとうきび」挿絵にて作品掲載 / うちわの展示のはじまり

昨日から浅草のギャラリーアビアントで「うちわと風鈴展」はじまりました。

私も少し顔を出すことができました。
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とてもたくさん!頑張って作ったので是非!
 
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6月の初旬に発売された雑誌『さとうきび』の「さとうきび運動会」という記事の挿絵に版画作品を採用していただきました。
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この雑誌は、「子供から大人まで、研究者、生産者、企業人、消費者、学生へさとうきびの魅力を伝える人文自然科学総合雑誌」として創刊したそうで、本文によれば「さとうきびの総合文化誌」といったものらしい。

と、まてよ?「てんさい糖」じゃないほう?英語でsugarcane。ソニックユースってさとうきびを歌ってたのか!

 検索していたら、こんな記事がありました。「Jeff Beck GroupとSonic Youth‥ちなみにSonic Youthの方は「SugarKane」というスペルなんだけど、おそらく同じ。「サトウキビ」という意味なんだけど「噛めば噛むほど甘い可愛いひと」みたいなふうに使われるので、直接にサトウキビの歌なわけではない」とのこと。*1

 

イネ科のさとうきび。もしかしたら抽出物に抗インフルエンザウィルス効果があるかもしれないさとうきびバイオエタノールさとうきび?確かにさとうきびは、スーパーフード以上にスーパーで魅力ある存在なようです。ジュースうまそう🍹

 

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インターネットで買えるらしい雑誌「さとうきび」。バーコードがついている雑誌なので、本屋さんでも取り寄せられるのかもしれません。

展示のおしらせ / 展示見聞録

◉展示のおしらせ

7月の頭から、うちわと風鈴を展示するグループ企画に出展予定です。場所は浅草のギャラリーアビアント、アサヒアートスクエアのすぐ近くにあるスペースです。版画作品を使用したうちわと、ガラスの風鈴を出品予定です。
 
2016.7.4(月)~ 7.13(水)会期中無休
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
 
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◉展示見聞録

ついに先月、息子も3歳。基本的に子供(さらに男子)は騒々しいものなので、展示などには行きにくい。
とはいえ、10年前あたりの(めんへら)引きこもりだった時より、お出かけはできているような‥思春期のメランコリー、もちろん感じ方は人によりますが、豊かな時代ゆえのサイテーな病気です。悩んでいるティーンがいたら、やさしくしてやって欲しいです。
 
横道にそれました。投稿の編集せずに時が経ちすぎて、もはやダレ得?な展示鑑賞記。長いし、興味がある方はどうぞ。。前回ブログ更新から2ヶ月!元気に生きてました!
 
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美濃瓢吾『写句展』-芭蕉・蕪村・一茶ー@羽黒洞木村東介:
人人会総会の後、一部メンバーとイベントの句会に参加しました。人生初の自分の俳句は、いかにもプレバトランキング*1で「才能ナシ!」と酷評されるようなシロモノであり、しかも文字数さえ数え間違えていて、七・七・五とかになっていた。文学性よりまず代数のモンダイ!
それでも美濃さんは「小学生から出直してこい!」なんて言わず、フォローしてくださるのだった‥(;;)
 
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『森羅万象を刻む―デューラーから柄澤齊へ』@町田市立国際版画美術館:
エングレービングというまさに「カミワザ」な造形、私にはまったく縁のない超絶技巧(残念ながら‥)の展示。世の中にて知覚できる「形」や「質感」に関する理解・体感がマジで超人な作家ばかり。
デューラーの作品の精緻さ、豊かさも凄かったけれど、日本の作家達の世界観、コンセプトは特に興味深いものばかりだった。手法は版画で完結しているけれど、その画面の中の「小宇宙」には、その作家さんならではのテーマ選びが存分に発揮されている。深え!!独特の観察眼が大事なのですね。勉強になります。
 
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美術館の周りも公園になっていて良い。あいにくの雨模様でした。
 
 
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それにしても、自然科学系(と言っていいのか‥?)の題材がなんだか気持ちが良い。
単純にいろいろ逃げたくなってるんでしょうかね?
嫌ですね、芸術鑑賞が森林浴消費になってしまっては。。。
 
そういえば、少し前にも宇宙観をテーマにしている展示がとても印象に残りました。
 
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『橋場信夫展 -マンダラ 素粒子力学と仏教の邂逅-』@不忍画廊

http://shinobazu.com/tag/ex160408

華厳経にあらわれる「帝釈天の網」をモチーフにしたマンダラを制作されたとのこと。初耳でしたが、とても美しい概念です。*2。ざっくりとライプニッツモナド論に近い(と言ってよいとおもう)。在廊されていた橋場さんにデビット・ボームの素粒子力学のお話も拝聴したのですが、なにせ基礎知識がなく、申し訳ないくらいサッパリ。恐縮して脂汗をかきながら退散。
帰ってググると、そのボームさんはライプニッツを早くから再評価していたそうな。とりあえずビンゴ!その他の理科な議論は継続してサッパリ。でもとても面白そう!
 
笹口数 view from Location Zero@20202
人が生きる世の中は不確実で複雑。でも、この展示の作品のように、天文学から絶対的な日付や場所を特定できるということは、その逆。マクロな視点からはいろいろな不確定性を無視できる。まさにミクロマクロを貫く思考が一枚の画面になる不思議!
ギャラリーの方、企画者さんが親切に解説してくださって、作品群のいろいろな魅力を知りました。
美術書というより、複雑系科学の教養書を思い出しました🌬🌏
 
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今後の展開が気になる‥
 
「溢れる情報や政治的な意図も思惑もすべて削ぎ落とし、静かに眺め、問う。」
ホームページを確認していたら、企画者の方がこう綴られておりました。
いろいろあるなぁ〜!
 
その日は宇宙な展覧会が続いた上に、この駄目押しな展示。いろいろ敬服しながら帰宅。
 
 
 
 
 
 
 
 

*1:プレバト!!』は、毎日放送MBS)の制作により、TBS系列で2012年10月11日から、毎週木曜日の19時00分 - 19時55分(JST)に放送されているバラエティ番組。wikiより

*2:別名「因陀羅網」というらしい。デジタル大辞泉より:帝釈天 (たいしゃくてん) の宮殿を飾る網。その無数の結び目一つ一つに珠玉があり、互いに映じあうことから、一切のものが互いに障害とならずに関連しあうことにたとえる。帝網。

「第16回リン版画工房展」@平塚市美術館アートギャラリー、出品しています!5月1日(日)まで

本日から5月1日(日)まで、平塚市美術館アートギャラリーで開催されている「第16回リン版画工房展」に参加しています!作品は2点、昨年の個展のもの、3月の人人展(本展)のものといずれも旧作です。本当は新作を出したかったのですが、風邪をひいたりギックリ腰になったりと、なかなか都合がつかず、無念。。

都内からは遠いですが、版画(制作)に興味がある方、お近くの方は是非!

バタバタしていて写真を撮れなかったので、工房のツイッタから引用↓)

平塚市美術館アートギャラリー、素敵な空間です!

ちなみに美術館企画は「アーティストin湘南1 萬鉄五郎×岸田劉生 その仲間たち」です。(平塚市美術館トップページ

 

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リン版画工房は、神奈川県の藤沢駅から歩いて数分のところにある版画工房で、すばらしい刷り師の先生のもとで制作ができます。

私は羽黒洞で版画展をすることになった2005年前後からお世話になっています。

当時の私のテクニックといえば、小学校の図工授業でやる板目木版、その一本槍。当然、自分の力不足に大いに悩み(というか今考えるとスゲー恐ろしい話!)近くにあったこの工房の門を叩きました。今も技法や刷りで悩む時、大きいサイズを扱う時、枚数をたくさん刷りたい時などチケット制を利用して通っています。

はじめて伺った時は、人気で席に空きがなくクラスに入れませんでしたが、今は時間も拡張されて、入会できるようです。じっくりと作品を作ってみたい方におすすめな工房です。

教室は銅版画をメインとされていますが、他の技法も教えていただけます。私がよく作る「木版リトグラフ」もここでネタを仕入れました🍣

 

www.linhanga.com

 

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アートワークとCDアルバムのジャケットデザインを担当しました!

ウィーンのレーベルeditions megoからリリースされた Licht-Akiyama Trios "Tomorrow Outside Tomorrow" アートワークとCDアルバムのジャケットデザインを担当しました!すでに発売中です。iTunesamazonなどで聞いたり買ったりできますのでぜし!  

Tomorrow Outside Tomorrow

Tomorrow Outside Tomorrow

 

 

Tomorrow Outside Tomorrow

Tomorrow Outside Tomorrow

今回はアートワークだけでなく、デザインも担当して四苦八苦しました。(なにせ初だし‥)ギタリストの秋山徹次さんとは、2003年に「円波4」でコラボレーションさせていただいてからの長いおつきあいで、アートワークは6点目(?)になろうかというところ。

2006年にアメリカのANTIOPICからリリースされたTetuzi Akiyama / Oren Ambarchi / Alan Licht ”Willow Weep And Moan for Me”から連なる仕事で、同じトリオでの演奏も収録されています。(タイトル曲はLicht-Akiyamaに加えてrob mazurekさんという方の演奏)

今作、個人的にすごく好きな演奏です。

不協和音のドローンなのですが、なんだか不思議と気高い雰囲気です。普段の秋山さんはとてもフランクな方なので、本人に容易に結びつかないかんじもしますが(^^)

 

megoというレーベルは、知る人ぞ知る、テクノや実験音楽が好きな方には有名なレーベルというか‥10代の頃、渋谷のタワレコにある「new age」とかいう謎のジャンルのコーナーで、いつも物欲しげにこのレーベルのCDを眺めておりました。

まさかこんな仕事ができるとは‥人生どう転ぶかわかりませんねぇ。光栄!

 

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以前、アートワークを担当したもので、itunesのキキホーダイコースで、今すぐ聴ける音源を列挙しておきます。秋山さんが発想した絵柄も多いです。ぜひ聴いてみてください〜!

 

Willow Weep and Moan for Me - EP

Willow Weep and Moan for Me - EP

  • 秋山徹次, Oren Ambarchi & Alan Licht
  • エレクトロニック
  • ¥1500

 

Vinegar & Rum

Vinegar & Rum

  • 秋山徹次 & Donald McPherson
  • エレクトロニック
  • ¥1500

 

 

展示見聞録

先日は、育児にお暇をいただいて展示散策。

昨年取り組ませていただいた「アーティスト・イン・ホテル」プロジェクトの写真展共同通信ビル3Fのホテル入り口近くのエントランスで展示中とのことで、拝見しました。

【写真展】アーティストたちの熱気 Vol.2 ~彼らはいかにして壁紙をキャンバスにしたか~ | イベント | パークホテル東京(公式ホームページ|ベストレート保証)アーティスト イン ホテル

まことに僭越ながら自分の写真も飾ってあります。色々と宣伝していただき本当にありがたい!(左下です。)

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が、スゲー目が出っ張ってる自分を再確認。小学生のころのアダ名「デメキン」

今更何を気にするわけではないけれど、ちょっと恥ずかしい。

アトリウムで「青春展」、31Fで「中村眞弥子 雲の庭」など、いろいろ見ることができるので充実感があります。エレベーターホールがいい匂い!ずっと泊まらせていただいていたので、なんか入るとホッとします。

 

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その後、三ノ輪にあるスペースdikeで催されている、友人の半田晴子さんの個展synthesisへ伺いました。展示された写真は、「同語反復」のように"繰り返し合わせた部分"がところどころあり、さらに展示タイトルsynthesis(総合)はカント認識哲学のテクニカルタームとのこと(たぶん「総合的判断」とかのこと?)

のっけからの高尚さにキンチョーしながらもご本人からいろいろお話しを聞けました。

 space dike: 半田晴子個展「synthesis」http://spacedike.blogspot.jp/2016/03/handasynthesis.html

 

必死に教科書的な哲学史を思い起こしつつ、帰って本で復習。。 。

キーワードだけ見ると、命題、認識とかを扱っているのかなぁと思うのですが、半田さんが言う「同語反復」というのは、命題云々だけでなく、ものの有り様や存在とかの問題なのかも?どうしてこの図がトートロジーなのか?ムズスギル・・。*1曇り空の写真がいいかんじでした。何かを突き詰めて考えると、すべて快晴とはいきませんね。

 

というか「現代美術」ってそんなことを考えなければならないのか!?

首や頭が痛くなってくるので、すぐ酒が飲みたくなる!

息子の寝る時間に合わせて帰るため、その日は執念(か?)で16時から酒を呑む約束を果たしましたが、本来の目的であった横浜美術館村上隆コレクションを見逃す...

(´Д` )アァー

*1:最近、この問題群を"柄谷行人の「ゲーデル問題」"と呼ぶことを知りました。経済学者の岩井克人さんの著作でも貨幣や法律、言語などでこのパラドックスを扱っていて、おもしろく、たいへんハマっていました。いろいろ掘っていると、元々は(たぶん)柄谷行人さんだった!(;゜0゜)共著も出しているし、本人も影響を受けているとのことが載ってました。

資本主義から市民主義へ (ちくま学芸文庫)

資本主義から市民主義へ (ちくま学芸文庫)

 

 読みやすいのはこれなど。

初出は2000年前後の『大航海』、美(術)についてはあまり触れられていないのですが、ケインズの「美人投票https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E6%8A%95%E7%A5%A8 など、けっこう面白い話が載っていましたヨ。