明日、8月8日(月)から京橋TーBOXにてグループ展 / 暑中見舞い申し上げます。
暑中見舞い申し上げます!
急遽、8月8日(月)〜ギャラリーTーBOXにてグループ展に参加します。
展示終了 / せんきょ / 展示見聞録
神奈川県民なので、都知事選は関係ないのですが…参議院選挙、私の入れた人は落ちたようです。なにはともあれ、よさげな憲法になるとよいですね。幼児連れ投票が解禁になり、3歳の息子も連れて行きました。というか、今まで禁止だったことを知らなかったよ‥みんな預けて行ってたの?
◉展示見聞録
大崎駅前は、いろいろなビルがいやに頑丈そうなタイル貼りのペデストリアンデッキとコンコースでずらずらと繋がる不思議な構造。*2
改札から数分で到着できるビルにある展示空間は、ビデオアートなどを想定して設計されたという面白いスペースでした。
*1:もちろん冗談ですよ…
*2:その後調べていると、駅前コンコースやペデストリアンデッキには、いろいろ面白いトピックがあるようでした→
http://www.andos.asia/station/index.html
*3:たぶん。間違いだったらすいません!http://www.hagurodo.jp/public_html/contents/Archives/201203.html
雑誌「さとうきび」挿絵にて作品掲載 / うちわの展示のはじまり
昨日から浅草のギャラリーアビアントで「うちわと風鈴展」はじまりました。
と、まてよ?「てんさい糖」じゃないほう?英語でsugarcane。ソニックユースってさとうきびを歌ってたのか!
検索していたら、こんな記事がありました。「Jeff Beck GroupとSonic Youth‥ちなみにSonic Youthの方は「SugarKane」というスペルなんだけど、おそらく同じ。「サトウキビ」という意味なんだけど「噛めば噛むほど甘い可愛いひと」みたいなふうに使われるので、直接にサトウキビの歌なわけではない」とのこと。*1
イネ科のさとうきび。もしかしたら抽出物に抗インフルエンザウィルス効果があるかもしれないさとうきび。バイオエタノールもさとうきび?確かにさとうきびは、スーパーフード以上にスーパーで魅力ある存在なようです。ジュースうまそう🍹
展示のおしらせ / 展示見聞録
◉展示のおしらせ
◉展示見聞録
「第16回リン版画工房展」@平塚市美術館アートギャラリー、出品しています!5月1日(日)まで
本日から5月1日(日)まで、平塚市美術館アートギャラリーで開催されている「第16回リン版画工房展」に参加しています!作品は2点、昨年の個展のもの、3月の人人展(本展)のものといずれも旧作です。本当は新作を出したかったのですが、風邪をひいたりギックリ腰になったりと、なかなか都合がつかず、無念。。
都内からは遠いですが、版画(制作)に興味がある方、お近くの方は是非!
(↓バタバタしていて写真を撮れなかったので、工房のツイッタから引用↓)
リン版画工房展覧会始まりました。平塚市美術館アートギャラリーで5月1日まで。#版画 pic.twitter.com/JbwBc7KAVr
— リン版画工房 (@linhanga5) 2016年4月26日
工房展初日終了いたしました。5/1までよろしくお願いします。熱心にご覧いただく方が多くありがたいです。#版画
— リン版画工房 (@linhanga5) 2016年4月26日
工房展の情報はHPでお知らせしています。https://t.co/hgPylzIEyf pic.twitter.com/UD7nLxvHgV
平塚市美術館アートギャラリー、素敵な空間です!
ちなみに美術館企画は「アーティストin湘南1 萬鉄五郎×岸田劉生 その仲間たち」です。(平塚市美術館トップページ)
--
リン版画工房は、神奈川県の藤沢駅から歩いて数分のところにある版画工房で、すばらしい刷り師の先生のもとで制作ができます。
私は羽黒洞で版画展をすることになった2005年前後からお世話になっています。
当時の私のテクニックといえば、小学校の図工授業でやる板目木版、その一本槍。当然、自分の力不足に大いに悩み(というか今考えるとスゲー恐ろしい話!)近くにあったこの工房の門を叩きました。今も技法や刷りで悩む時、大きいサイズを扱う時、枚数をたくさん刷りたい時などチケット制を利用して通っています。
はじめて伺った時は、人気で席に空きがなくクラスに入れませんでしたが、今は時間も拡張されて、入会できるようです。じっくりと作品を作ってみたい方におすすめな工房です。
教室は銅版画をメインとされていますが、他の技法も教えていただけます。私がよく作る「木版リトグラフ」もここでネタを仕入れました🍣
アートワークとCDアルバムのジャケットデザインを担当しました!
ウィーンのレーベルeditions megoからリリースされた Licht-Akiyama Trios "Tomorrow Outside Tomorrow" アートワークとCDアルバムのジャケットデザインを担当しました!すでに発売中です。iTunes、amazonなどで聞いたり買ったりできますのでぜし!
今回はアートワークだけでなく、デザインも担当して四苦八苦しました。(なにせ初だし‥)ギタリストの秋山徹次さんとは、2003年に「円波4」でコラボレーションさせていただいてからの長いおつきあいで、アートワークは6点目(?)になろうかというところ。
2006年にアメリカのANTIOPICからリリースされたTetuzi Akiyama / Oren Ambarchi / Alan Licht ”Willow Weep And Moan for Me”から連なる仕事で、同じトリオでの演奏も収録されています。(タイトル曲はLicht-Akiyamaに加えてrob mazurekさんという方の演奏)
今作、個人的にすごく好きな演奏です。
不協和音のドローンなのですが、なんだか不思議と気高い雰囲気です。普段の秋山さんはとてもフランクな方なので、本人に容易に結びつかないかんじもしますが(^^)
megoというレーベルは、知る人ぞ知る、テクノや実験音楽が好きな方には有名なレーベルというか‥10代の頃、渋谷のタワレコにある「new age」とかいう謎のジャンルのコーナーで、いつも物欲しげにこのレーベルのCDを眺めておりました。
まさかこんな仕事ができるとは‥人生どう転ぶかわかりませんねぇ。光栄!
ーーー
以前、アートワークを担当したもので、itunesのキキホーダイコースで、今すぐ聴ける音源を列挙しておきます。秋山さんが発想した絵柄も多いです。ぜひ聴いてみてください〜!
展示見聞録
先日は、育児にお暇をいただいて展示散策。
昨年取り組ませていただいた「アーティスト・イン・ホテル」プロジェクトの写真展が、共同通信ビル3Fのホテル入り口近くのエントランスで展示中とのことで、拝見しました。
【写真展】アーティストたちの熱気 Vol.2 ~彼らはいかにして壁紙をキャンバスにしたか~ | イベント | パークホテル東京(公式ホームページ|ベストレート保証)アーティスト イン ホテル
まことに僭越ながら自分の写真も飾ってあります。色々と宣伝していただき本当にありがたい!(左下です。)
が、スゲー目が出っ張ってる自分を再確認。小学生のころのアダ名「デメキン」。
今更何を気にするわけではないけれど、ちょっと恥ずかしい。。
アトリウムで「青春展」、31Fで「中村眞弥子展 雲の庭」など、いろいろ見ることができるので充実感があります。エレベーターホールがいい匂い!ずっと泊まらせていただいていたので、なんか入るとホッとします。
ーー
その後、三ノ輪にあるスペースdikeで催されている、友人の半田晴子さんの個展「synthesis」へ伺いました。展示された写真は、「同語反復」のように"繰り返し合わせた部分"がところどころあり、さらに展示タイトル「synthesis(総合)」はカント認識哲学のテクニカルタームとのこと(たぶん「総合的判断」とかのこと?)
のっけからの高尚さにキンチョーしながらもご本人からいろいろお話しを聞けました。
space dike: 半田晴子個展「synthesis」http://spacedike.blogspot.jp/2016/03/handasynthesis.html
必死に教科書的な哲学史を思い起こしつつ、帰って本で復習。。 。
キーワードだけ見ると、命題、認識とかを扱っているのかなぁと思うのですが、半田さんが言う「同語反復」というのは、命題云々だけでなく、ものの有り様や存在とかの問題なのかも?どうしてこの図がトートロジーなのか?ムズスギル・・。*1曇り空の写真がいいかんじでした。何かを突き詰めて考えると、すべて快晴とはいきませんね。
というか「現代美術」ってそんなことを考えなければならないのか!?
首や頭が痛くなってくるので、すぐ酒が飲みたくなる!
息子の寝る時間に合わせて帰るため、その日は執念(か?)で16時から酒を呑む約束を果たしましたが、本来の目的であった横浜美術館の村上隆コレクションを見逃す...
(´Д` )アァー
*1:最近、この問題群を"柄谷行人の「ゲーデル問題」"と呼ぶことを知りました。経済学者の岩井克人さんの著作でも貨幣や法律、言語などでこのパラドックスを扱っていて、おもしろく、たいへんハマっていました。いろいろ掘っていると、元々は(たぶん)柄谷行人さんだった!(;゜0゜)共著も出しているし、本人も影響を受けているとのことが載ってました。
読みやすいのはこれなど。
初出は2000年前後の『大航海』、美(術)についてはあまり触れられていないのですが、ケインズの「美人投票」https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E6%8A%95%E7%A5%A8 など、けっこう面白い話が載っていましたヨ。