残暑見舞い/春夏をふりかえり雑記/その他お知らせ
残暑お見舞い申し上げます。
もう夏ギリギリのご挨拶。でも、暦は秋になろうともこれからがガチ残暑。
温度変化に疲れがどっと出てくる季節です。皆様何卒ご自愛くださいませ。
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さて、2017年9月12日(火)〜9月22日(金)の会期にて、銀座のギャラリー共同出展型アンテナショップ・Art Mall(アートモール)にて開催される「美術を愛した 漱石に捧げるアート展」に出品します。
2017年は夏目漱石生誕150周年にあたるそうで、それに伴い漱石山房記念館が開館。それを記念し、NPO法人 漱石山房からの特別協力と賛同の下に企画されたとのこと。
私は『文鳥・夢十夜 (新潮文庫)』に収録されている「文鳥」をとりあげた小品を一点出品予定です。
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大小あわせて10本ものグループ展示が続いた春夏、夏の締めくくりとなったパークホテル東京主催「ホテルアートフェス」良い経験になりました。どんどん自らをアピールしていく華やかな作家さんが多数いらっしゃり、たいへん刺激的でした。
自分もやってみたいことへ、一歩踏み出すエナジー💪になりました。(といっても、相変わらず意欲対象がめっぽう地味ではあるのだが)
改めまして、来ていただいたお客様、絵や作品を気に入ってくださった方々どうもありがとうございました!関係者の方々、作家様、お疲れ様でございました。
ちなみに、このアーティストルームプロジェクトが第3回『ジャパン・ツーリズム・アワード』の優秀賞(大賞に次ぐ賞)を獲得!すごいですね。
ディレクションしている方によれば、自治体が主体となった、観光資源を活かす地域活性化事業などが受賞のほとんどを占める中で、ゼロベースから先駆性と独創性、何より中身の質で獲得したものとして大いに誇るべき受賞だ!とのことでした。まさに。
この面白さって、単に「アート」が独創的な性質を持っていることに由来するというより、ホテルの中にこのプロジェクトがあるからこその価値なのでしょうね。
ホテルサービスの整然とした美しさと、部屋を丸ごと使用した予測不可能(たぶん作家にとっても……)で突き抜けてくるペインティング。一見異質なものが共存しているホテルの空間は本当にワクワクします‼️
それにしてもホテルで働いている方々、本当に格好いいんですよね。憧れます。
「ホテルアートフェス in パークホテル東京」出展のお知らせ
6月から連綿と展示が続きましたが、 パークホテル東京主催「ホテルアートフェス」への出展で、一旦小休止です。
8月5日・6日の2日間、15:00~20:
2015年に装飾を行なったパークホテル東京の客室が一般公開され、自分が在室し作品解説および物販を行います。ドキドキ。
前回と繰り返しになりますが、入場料が2,000円となっており、下記サイトで予約していただく必要性がございます。ホテルのラウンジでいただくアートカクテル(!)つきです。楽しい催しなどもたくさんあるそうなので、ぜひ大人な夏祭りとしていかがでしょうか。
開催概要はオフィシャルホームページに詳しく、
Artist Room Carp「アーティストルーム鯉」内藤 瑶子(at Park Hotel Tokyo)
↑このように描いておりました。ちなみに、このような「アーティストルーム」なるものを31室も作ってしまった(?)パークホテル東京はすごいホテルです。このアートホテルを楽しまれている方を見かけるたびに、ほんとうにそう思います。
今回は、部屋の公開とともに作品の展示・販売もします。
まだ準備途中ですが、和紙の版画作品のミスプリントを再利用した団扇、旧作の版画作品などを出品予定です。どうぞよろしくお願い申し上げます!
版画を貼り付けるのが大変でした!
今後は、9月に夏目漱石をテーマに行われるグループ企画に一点出品、秋に八重洲のギャラリーTーBOXにて個展を予定してお
展示が終了 / イベント参加のおしらせ
今日で銀座のギャラリー枝香庵でのグループ企画「わたしの中の村上春樹」の会期が終了しました。
見に来ていただいたお客様、関係者各位、どうもありがとうございました!
m(--)m
嫁ぎ先が決まらなかった我が作品ですが、ギャラリーの方のご厚意により8月1日(火)-8月8日(火)まで行われるギャラリー企画「サマーフェスタ2017」にも引き続き掛けていただけることとなりました。
もし、まだ見に行ってみようかなという方がいらっしゃいましたら、ぜひ!
ギャラリーホームページ→ http://echo-ann.jp/
ほとんど初めましてな作家さんばかりだったので、WEBサイトを検索してまわったりしました(ほんとうはお話しできればよかったのですが、展示は昨日やっと伺えました。)
もともと村上春樹の熱烈なファン、かたや展示をきっかけにアンチから転じてファンになった人など、いろいろな経緯がまた面白かったです。
次の展示は8月5日、6日夕刻から開催されるパークホテル東京主催「アートフェス」です。場所は日テレの隣あたり、共同通信ビル25F〜です。
フェスに行く側じゃなくて、やる側になったのは初めてです!
入場料が2,000円となっており、下記サイトで予約していただく必要性がございます。ホテルのラウンジでいただくアートカクテル(!)つきです。楽しい催しなどもたくさんあるそうなので、ぜひ大人な夏祭りとしていかがでしょうか。
今日からグループ企画『わたしの中の村上春樹イメージと創作』がはじまります。
今日からグループ企画『わたしの中の村上春樹イメージと創作』がはじまりました。
この夏は、たくさんの展示と出会いにめぐまれて大変光栄です。
しかし、息子が夏風邪になっており、オープニングやトークに行けない…。
大変残念ですが、こんなことで「アーァ」
めげずに8月5日・
今回の企画は、村上春樹さんの小説を1作品選出し、
このようなお題型のグループ企画だと、
村上春樹作品は有名なものをパラパラ読んでいるだけなので、
以前の企画で題材に選んだフィリップ・K・ディックの『ヴァリス』
近作『1Q84』もありますが、こちらのほうが気に入ってます。
まだ展示を観ていないので、写真がありません。
飾った感じはこんなかんじです。m(_ _)m
作品は、「In the dark」版画紙にコラグラフ、手彩色、290×205mmです。
異世界への脱出可能性!がテーマです。
その確率論的なゆさぶり(と言ったらいいかな?)を楽しむこともできるし、物語の登場人物たちがその中を切実にさまよう様子を、その全体を見通して悦に入ることもできる。
ちなみに、この読み方は私の勝手な見解であることご了承ください(⌒-⌒; )
また、大急ぎで書いているので乱筆乱文お許しください。
髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による
『わたしの中の村上春樹イメージと創作』
会期:2017年7月21日(金)-7月28日(金)
時間:11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで)
会場:8F ギャラリー枝香庵(えこうあん)Tel 03-3567-8110
!入り口がわかりにくいかもしれません!
ビル左横の細い通路を入りエレベーターでお越しください。
◉展示情報
❣️ 開催中❣️ 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
❣️ 開催中❣️ 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座) http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
🔷 9月12日(火)~9月22日(金) |グループ企画「*** 漱石山房記念館開館 *** 美術を愛した 漱石に捧げるアート展」1点参加・Art Mall アートモール(銀座)
展示が終了。そしてまた別の場所ではじまり。京橋のギャラリーT-BOXにて
昨日で『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』が終了いたしました。
見にきていただいたお客様、関わってくれた方々に感謝申し上げます。視聴できるようにしたり、キャプションやレイアウトなどなど、とても根気強い準備を要する展示だと思います。心をこめて展示を作っていただいたギャラリーの方々にも、改めてお礼申し上げます。
そして、また別のグループ企画『T-BOX MIX展、前期』に昨日からスタートしてます。こちらの出展に関しては、DMにも記載されていないし、やや友情出演的なかんじになっております。「前進!」という展示コンセプトにもかこつけて、版画の立体化に挑戦しました。型に焼き石膏を流し込むと同時に版を刷りとる「石膏刷り」という手法で、ぐにゃぐにゃの型に版を貼り付けて刷っています。
版画を立体にしようとするとき、版画のプレスによる平面性とは違った局面が出てくる...出てくると面白いなと思って作っています。まったく予想だにしないものができてくるので、自分も「これでいいのか…?」という印象のまま飾っています。(⌒-⌒; )
しかし、なぜ石膏が固まる時に版画を密着させておくと刷れるのか?
設楽知昭さんという作家さんが1985年に発表した論考「石膏刷り(plaster-prlr・Itlng)1)の研究」に詳しく載っていて、以前から参考にしていました。 去年の冬、不忍画廊で開催されていたこの方の展示をたまたま拝見して、このテキストの著者だったことに気づいてびっくりしました。
焼石膏は、水と混練すると、直ちに反応して下にあるような反応を起す。熱を発し、水和しながら、微細な針状の結晶を無数にっくり、それぞ れが交錯して硬化体になる 。結晶の隙聞は、細かい不規則な毛細管で出来ており、硬化と同時に 、 急激に成長するこの毛細管は、その表面に触れる水分や、油脂分、微粒子を吸い取る 。 この作用を利用し、版面にあるインクを転写し定着させるのが石膏刷りである 。石膏刷りは、溶いた石膏を直 接版面に流し込んで硬化させ、プレスを使わず、 版のありょうをそのまま写しとる方法である。(『 大学版画学会会報17』1988年、6頁。http://cuapsj.org/wp/wp-content/download/journal/JournalNo_17.pdf)
昨日のオープニングで、他の出品者の方々に水溶性インクのものが印刷できるかときかれたのですが、たぶん石膏から出る水分でインクが溶けてしまうので難しいかもなと思います。でも、説明を読んでいると、水分や微粒子でも吸いとるので何かしらは刷りとれるのではないでしょうか?
「 T-BOX MIX展 前期」
会期: 2017年7月17日(月)〜7月22日(土)
時間:11:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会場: ギャラリーT-BOX【SpaceAB】
◉展示情報 ❣️これから❣️
🔷 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
🔷 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座) http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
🔷 9月12日(火)~9月22日(金) |グループ企画「*** 漱石山房記念館開館 *** 美術を愛した 漱石に捧げるアート展」1点参加・Art Mall アートモール(銀座)
グループ展、麻布十番のパレットギャラリーにて明日からです!
明日から、麻布十番のパレットギャラリーにて、グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』」がはじまります。今回はそのご案内です。ぜひお出かけくださいませ。
パレットギャラリーは、去年の年末に開催された「装丁画展」に続いて2回目のご縁です。初めてご一緒する作家さんばかり、またまた緊張します!
今回は、何らかの楽曲をレコメンし、妄想でジャケットを制作するという企画。私はジャズトリオ・Bill Evans Trioの「Alice In Wonderland」を選曲しました。曲は51年(日本では53年)に公開されたディズニー映画「ふしぎの国のアリス」のテーマソングです。同じくディズニー映画「白雪姫」の挿入歌で知られる「Some Day My Prince Will Come」と並んで、ジャズのスタンダードナンバーとして有名なディズニー楽曲です。
サイズは21cm角で、ハートのトランプをモチーフにしたコラグラフ・モノプリントです。テーマは「ハートの女王様の強権」。
最近は、テレビをつけると「このハゲ〜〜!」との罵声が頻繁に放送されていて、いかに世がヒステリーに支配された「不思議の国」かがよくわかりますね。
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いろいろネットで調べていると、このディズニージャズを普及させたのは「Take five」で有名なデイヴ・ブルーベック(The Dave Brubeck Quartet)だそう。私は変拍子がとても好きで「Time Out」のトルコ風ブルーロンドも候補に考えていたので、せっかくだからブルーベックのものにしようか悩んだのですが、ビル・エヴァンスの演奏がかわいすぎて…。
Bill Evans Trio - Alice In Wonderland (Take 2)
映画「ふしぎの国のアリス」は子供の頃大好きでした。この作品は、同じくディズニーの「ダンボ」などと並んで、実は酔っ払って(ラリって)見ると大人でもサイケで楽しいと話題に。曲も映画も、まだまだ楽しめそうですね。
『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』
- 会期:7月8日(土)~17日(月)11:00〜19:00(最終日〜17:00)
- 場所:PALETTE GALLERY パレットギャラリーhttp://palette-gallery.jp/
- 駅からすぐ近くのフジカラーのお店「パレットプラザ麻布十番店」に併設されています。
◉展示情報
❣️これから❣️
🔷 7月8日(土)~17日(月)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』」1点参加・PALETTE GALLERY パレットギャラリーhttp://palette-gallery.jp/
🔷 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
🔷 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座)
http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
🔷 9月12日(火)~9月22日(金) |グループ企画「*** 漱石山房記念館開館 *** 美術を愛した 漱石に捧げるアート展」1点参加・Art Mall アートモール(銀座)
コレクター三浦徹さん宅を訪問/人人会サイトでフリーライター山田歩さんの連載開始
暑くなってきました。
展示のお知らせ、人人会の更新情報、さらに今月末までが会期の「三浦徹コレクション展『内藤瑶子の世界Ⅱ』神戸わたくし美術館」を訪問させていただいたので、レポートさせていただきたいなぁと思います。
◉展示情報
❣️現在開催中❣️
🔷 4月1日~6月30日|三浦徹コレクション展『内藤瑶子の世界Ⅱ』神戸わたくし美術館
❣️これから❣️
🔷 7月8日(土)~17日(月)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』」1点参加・PALETTE GALLERY パレットギャラリーhttp://palette-gallery.jp/
🔷 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
🔷 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」・1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座)
http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
上記のように、夏にかけて開催されるグループ企画の詳細が出揃ってきています。華やかな企画が多くやや緊張しますが、頑張って新作を作っています。何卒よろしくお願いしますm(_ _)m
私の絵をコレクションしていただいているコレクター・三浦徹さんがコレクション展『内藤瑶子の世界Ⅱ』開催してくださいました。会場の神戸わたくし美術館は、もともと旅館だった建物で、三浦さんのご自宅でもあります。
応援してくださるのみならず、このように公開までしてくださるということは大変光栄なこと。湘南から神戸まで飛行機で日帰りという強行スケジュールで、なかなか体がバキバキになりましたが、伺えてほんとうに良かったです。
私の作品の他に、具体美術協会に72年の解散まで参加していた堀尾貞治さん、堀尾昭子さんのコレクションも鑑賞できます。逆光で真っ暗ですが、左下の写真に写っています。
陶器のコレクションも圧巻。三浦さんは陶芸の腕前もプロ!で、2012年には銀座のギャラリー枝香庵で個展が開催されました。
素敵な廊下です!
ドア窓にさりげなく設置してあるのは堀尾昭子さんの作品だとか。
最近のものが窓際にありました。
三浦さんは婦人科系のがん専門の元産婦人科医で、病院に院内助産所を設ける試みをした方としてメディアに取り上げられています。(ちなみに本稿も朝日新聞の記事を参考にしています。*1)産婦人科と助産院というのは基本的に別々の施設となっているのですが、三浦さんは医師の立場から病院内に助産院を設けるよう働きかけたようです。確かに、私も息子は産婦人科で産んだのですが、助産院で産んだ友人もいました。お産の方法もいろいろ選ぼうと思えば選べるのですが、「お医者さんの指導が安心」と消極的に産婦人科を選んでしまいがち。でも、お産は人間の根源的な積極性があらわれる場なんですよね。
三浦さんのお話やコレクションからは人が「うむ力・うまれる力」を絶対的に信頼するという独自の哲学を感じました。今は引退されていますが、大変エネルギッシュな方で77歳まで現役でお仕事をされていたそう。生命感みなぎるアートコレクションはそのパワーの原動力となっていたとのこと。20歳のころから10年以上お世話になっている方ですが、やっと三浦さんのお仕事や活動の一端が理解できたような気がしました。
↓こんな変な絵をカラーで載せてくださった神戸新聞さまにも大変感謝です!
人人会のサイトも更新しています。
5月末からホームページ上で人人会関連作家の活動紹介をすることになり、それに連なる企画として「あるくの从作家見聞記」を連載することになりました。山田歩(あるく)さんが、会関連作家の展示をたずね歩き、見聞記を書いてくださるそう。山田さんは新聞などの媒体を中心に文化欄などで執筆活動をされているフリーライターで、編集者でもあります。
適度な距離感を保ちつつ、未知な作家や展示に歩み寄っていく中でのワクワク感があり楽しい文章です。山田さんの人柄や文章力もさることながら、「評者」というよりも取材者、ルポライターの眼差しの妙なのかもしれませんねぇ。
第1回目がもうすでにアップされています。