グループ企画参加します「《美術を愛した》漱石に捧げるアート展」/漱石の転職。
明日から、下記展示に小品一点出品予定です。
三井不動産のテレビCMで映るコレド室町のすぐ近く。近くには日銀とか、三越とか、見て楽しい建物もたくさんあります。銀ブラの際にはぜひ!
***漱石山房記念館 開館記念***
《美術を愛した》漱石に捧げるアート展
- 2017年9月12日(火)~9月22日(金)
- 時間 12:00~20:00
- 会場:アートモール
- 企画:アートモール
- 企画協力:御子柴大三
- 後援:NPO法人 漱石山房 http://www.souseki-sanbou.net/
ことし2017年は夏目漱石生誕150周年にあたります。 記念イベントが全国で目白押しの中にあって、 もっとも大きな目玉行事が『漱石山房記念館』の開館です。 日本最大の漱石記念館として、 漱石生誕の地・新宿区に9月24日オープンいたします。 本展は、NPO法人 漱石山房からの 特別協力と賛同の下に企画されました。(公式リリースより引用)
「 文鳥」を選びました。F0号、コラグラフに手彩色です!
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今回とりあげた「文鳥」はとても短い話ですが、これはほぼ自然主義作品としてよいのかしら?(・・?)
いい。この話とても好きです。
確かに私は活字中毒ではあるのですが、文学にものすげー詳しいわけでもない。
こういった読書企画(勝手に命名)では、本文に加えて、関連する入門書や有名な論評などに目を通すよう努めているのですが、いかんせん今回は時間がとれず読みこめませんでした。
でも、たまたま自宅にあった新潮 2017年 08 月号 [雑誌]で「編集者漱石」が連載されていました。それによれば、この「文鳥」が朝日新聞に掲載される一年前、漱石は朝日新聞で働き始めてもいたらしい。漱石は当時40歳での転職で、安定した大学教授職を蹴って朝日新聞に入社したそうで、給料とか家族のこととかでかなり悩んでいたらしい。
エリートでも考えちゃうよねぇ。どこの家庭も一緒なんだなぁ〜