画家の死後:内藤瑶子の生前日記

自称絵描き|内藤瑶子のナイトー自身による、活動報告のブログです。/ 東京近辺で活動中。詳しいことはhttp://yokonaito.info/へ。

「第41回人人展」今年も開催します。

「第41回人人展」今年も31日から開催となります。ともなって湯島の画廊・羽黒洞で同時開催される小品展「小さな人人展」にも出品します。まだ会期まで少し時間がありますが、皆さまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください!

↓詳しくはこちらにて!!!!↓

hitohitokai.org

 

みなさまに興味を持っていただきたいので、簡潔に見所を述べます。(が、多少フライング気味ですので、変更などあった場合はご容赦ください)


今年の特別陳列は人人展会員の尾藤さんの彫刻作品を中心に構成された「尾藤敏彦 藤林叡三氏、ヨシダヨシエ氏へのオマージュ」を予定しています。
武蔵野美術大学で教授を務められていた藤林叡三さん1996年没)の、70年代に描かれた代表作である幻想絵画群を大学からお借りできるとのこと。まず見所のひとつだと思います。
しかし、どの作品になるか本決まりしていない様子。私は宣材にも使った「あらそい」見たいですねぇ~*1

ちなみにこの宣材↓私がデザインしたのですが、なんだかネットゲームのバナー広告みたいになってしまって罪悪感が(^^;;;) ともあれワクワクしてきます。左が尾藤敏彦さんの作品。体から石膏型を直取りするという、とてもエロい技法で彫刻を作っているもよう。しかし本人は至ってダンディーな方。恩年70、間違いなく若い時はもてましたね。

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去年の1月に亡くなった評論家のヨシダ・ヨシエさんは、尾藤さんの作品評を書かれていて交流も深く、また人人会初期に出品していた丸木位里、俊夫妻が共同制作した「原爆の図」の巡回に大きく関わった方でもあります。また、人人会の周辺にもヨシダさんに影響を受け、信奉している方が多数いらっしゃると思います。
各々のアンデパンダン展、また我々人人会のような70年代前後に設立された在野団体は「反アカデミック」「反官展」といったスローガンだけでなくて、(山下菊二にも代表されるように)戦争体験者、または体験者から直接影響を受けた世代で、さらに学生運動安保闘争アナーキスト思想が流行していた時代も経てきていて、社会運動を志す作家の動きも活発でした。その後、人人会にはあまりそういった作家は残らなくなりましたが、戦後の社会思想もバックボーンとして大きいのだと思います。*2


私の個人的な話で恐縮ですが、この界隈にいて「お前は戦争を経験していないからだめなんだ!」と年配の方にしょっちゅうディスられてきて、そんな身も蓋もねぇ、、とは思っていたのですが(当方85年生まれ)そういう戦後美術の流れの中に存在しているからこそ、自分がそれをどう解釈して活動するかという事柄は明確にしていく必要があるんだ!という真っ当なツッコミなんだと思います、たぶん。

オマージュ作品の全容はよくわからないのですが、一種のヨシダ・ヨシエさん追悼展となるのだと思います。

 

 

追悼展は同じく去年亡くなった画家・絵本作家の井上洋介さんを予定しています。『くまの子ウーフ』なつかしいですねぇ。子供のころお世話になりました。去年の年末に渋谷のアツコバルーで行われた展示も良かったです!

くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)

くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)

 

 

絵本で知られる井上さんも、実は実際の戦争体験を元に絵画を制作していました。人人展には第2回~第25回(19761999)まで出品されています。

2014419日の東京新聞のインタビューでこう応えられていました。

「俺の肩書は、絵描き。描くことが好きでたまらないんです」

「一九九五年、「从(ひとひと)展」に出品した油彩「室内図」の画面中央には巨大な穴。たたきつけるような筆遣いが胸に迫る。かと思えば、八六年出版の自作絵本『アナボコえほん』は電車や海などいろんな場所に穴が空いてしまう内容でクスッと笑わせる。「俺にとって、穴は爆弾の跡。でも、絵本は見て笑ってくれれば十分。ナンセンスでしょ?」

穴は爆弾の跡なんだ。観る時に参考にしてみよう、、

エロ、グロ、ナンセンスと評される独自の世界。笑わせた後に考えさせるのが井上流だ。「ナンセンスって、笑いでもあるし、風刺でもある。笑いがないと人間の呼吸が伝わらない」。

 

他にも関連イベントとして、人人会創設者でもある画家・中村正義をフィーチャーしたドキュメンタリー映画『父をめぐる旅 異才の日本画家・中村正義の生涯』(2013年公開)の上映会を東京と美術館講堂で行います。

無料なのでぜひ来ていただきたいと思います。

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しかし、思いのほか長くなってしまったので、また次回、映画についても書こうと思っています!

*1:97年に武蔵野大学美術館で追悼展が行われており、この時に作品が寄贈となったようです。http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/3429

*2:日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ/ヨシダ・ヨシエ オーラル・ヒストリー

php:ヨシダさんの対談がアーカイブされていて、とても参考になりました。インタビューする方が素晴らしいのか、とてもお役立ちな内容でした。他のコンテンツもとても面白いです。

謹賀新年 / 寿司を煮た正月

あけましておめでとうございます!

みなさまにとって素晴らしい年になりますように。
 
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大晦日から元旦にかけて、家族や親戚と温泉へ。なかなかの贅沢です。
普段では食べられない上等な寿司、刺身‥食べ放題にて目が回るまで食いまくる、まったくのド平民なわが家族です。なぜだか帰りにも回転寿司へ。
その後、行く先々の実家や親戚宅でも寿司、刺身、寿司、刺身‥
 
気がつけば年末年始の4日間で6回も寿司を食べている我が家。残ったものも勿論持ち帰り。love寿司。
しかし持って帰ったはいいが、流石に飽きるし、時間が経ったものは鮮度が微妙だ。
 
いろいろ考えた結果、タイトルにもあるように寿司を鍋にして食べました。
初めて大トロを煮ました。煮ると普通にツナですな。鍋向きなのはやはり鯛か。
シャリは"シメのおじや"に投入。なかなか謎な味だが食える。息子もムシャムシャしてました。
 
なかなか美味しかったです、みなさまも寿司が残った際はおためしください。
でも、胃腸が疲れすぎてなんかもう‥貧乏性をこじらせての食べすぎも注意です!
 
今年もよろしくお願いします〜🎉
 
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なんだかんだで、次の展示の作品がぜんぜん進まないぜ。。
3月に毎年恒例の「人人展」があります!
 
 
 

展示終了 / 展示見聞録、ゲージツの起源とは

グループ企画「装幀画展Ⅳ」無事終了いたしました。また、今年の展示スケジュールもこれにておしまいです。来ていただいたお客様、関係者のみなさま、いろいろとお付き合いいただいた方々にお礼と感謝を申し上げます。

また来年もいろいろな企画に挑戦したいと思います!

 

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上野駅前で、なんだか時間ができたので国立科学博物館でやっている『ラスコー展』に入ってみた。久しぶりの大型展、チケット代は1600円なり。なかなか高額で一瞬ひるんだが、時間も限られていたのでしぶしぶ金を払い入場。*1

 
これだけ金を払えば、なんとか頑張って観なきゃと思う貧乏性が顔を出す。しかし想像以上に広い科学博物館。資料の展示が多くて、文字も多いからなかなか見きれない!さらに図録も買うことに。。
 
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こんな壁画らしい。もちろん飾られてるのはレプリカっす。
 
クロマニヨン人はオーカーの顔料を使っていたらしい。二万年前!歴史があるんだなぁ!死んだ恩師がいつもイエローオーカーばかり使っていたナァ。
 
とはいえ非合理的、非機能的、かつ過剰な展開に「美」を見出してしまうのは近代的視点のなせる技。この壁画に芸術の起源を見出す理屈や、わかりやすい進化論的な解釈にやや毒され過ぎているのかもしれないけど、
それでも、この壁画を発見した人々は人類の創造的な能力、協同して生活していく習性が文明文化を実現させた魔法だったんだ〜と、惚れ惚れしてしまっただろうな。
 
しかし、マンモスとか狩って生活するのもしんどそうだし、絵を描くのも苦労した様子。どうしてこんな大そうなものを制作してしまったんだろう?
意外と暇だったのか?
暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)
 

 

この本にも同じようなことが書いてあったような。(冗談じゃなくです!)確認したいけど、本が見つからない!新版が出ているんですね。読みやすく、内容も面白い本だったと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 

*1:ちなみに、金曜日の夜はペアで1000円で入れるらしい。男女は問わないそう。

グループ企画「装幀画展Ⅳ」/ 荘子の神秘主義

今日から~11日(日)まで、麻布十番のパレットギャラリー(http://palette-gallery.jp/)にて、グループ展「装幀画展Ⅳ」に一点出展しております。
自分の好きな小説を勝手に選び、妄想で装幀する。本当に楽しい企画です。
 
詳しくは前のエントリに書きました↓
私が選んだ「ヴァリス」という小説は、小説の作者ディックによる実際の神秘体験がモチーフになっているそう。
作者によれば、ピンクのレーザー光線が頭に照射され、抽象画を沢山見たとか見てないとか、その体験の影響下でこの作品も生まれたらしい。
ということで、私が作った版画作品もピンキーな感じを損なわないように留意。だいたいA4サイズくらいのもので、二枚セットです。
 
装幀の文字組などは、装幀を含むデザインの会社「株式会社コイル」を経営、またディック信者でもある世古口敦志さんが協力してくださいました。
恐縮ながらプロってやっぱりすごいです!
 
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教科書的な宗教の分野では、神秘体験者はその最中、自我が無化する、あるいは主体を失いやすいとされている。小説の中でも著者と主人公、登場人物や「あいつ」といった人称が混沌と入れ替わり立ち代り、イワユル「近代的自我」は超不安定な状態で描かれている。*1

 
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時間空間を無視して主客が混沌とできる人、と言えば荘子
小説の世界と荘子の思想(万物斉同とか)は、どことなくムードが似ている気がして、いろいろ荘子関連のものを引っ張り出して読み返してしまった。
 
老荘思想といっても老子ばかり人気があるのは、荘子があまりにも論(理屈)としてブッとびすぎているからだと思うのだが、なんだかずっと嫌いになれない思想家だった。
 
荘子の自我の混濁や神秘状態は、なんだか漢文という言語の印象もあって、展開が唐突に感じることが多いんですよね。この小説は英語だからなのか、主語が入れ替わるというのが主な感じでした。

ザックリを承知で言えば、「この世の中は全部クソ」と「この世の中、全部OK!」は相対的な認識を排除、超えていってしまうという点では共通項があるような気もしてくる。*2
 
全て同じ考えを持った人間のみの世界だったら、もう特に何かを表現する必要はないのと一緒なのかもしれない。
白いゴムボールしか存在しない世界だったら、もう良し悪しもクソもない。白以外の色はないし、究極ゴム以外のものは語れない。*3
 
均質なものを前にすれば、それを解析する言葉は失われていってしまう。ただあるものを述べるしかない。その語りが真実の記述なのか、空虚で狂った妄言なのかは紙一重ということなんでしょうな。
 
 
 
 
 
 
 

*1:大変なワードを使ってしまった。。「ヴァリス」の文学的、思想的意義などに踏み込んでいるこの本

 ほんと面白かったです。批評ってすごい!ここまで考えられるのか。と、素朴に感動しました。

*2:もちろん「あの世」に「正しい神」という新たな相対物をもってくるグノーシス風ディック教と荘子では、宗教的信条からすれば比較にならないほど違うのだが。

*3:究極にはまったく動かず変化もしない白いゴムボールになるというか、不動の動者ですわな

展示のお知らせ12月3日(土)~「装幀画展Ⅳ」/と、その本の話

大統領選挙、盛り上ってましたね。

私が見ていたワイドショーはなんだったの!?こんなに予想が外れるなんて。
「隠れトランプ支持」なかなか衝撃的でした。何気ないホラの積み重なりがこんなこんなことに。ホンネとタテマエなんて違って当然でしょうが、まさかここまでの沙汰になると人間の末恐ろしさを感じます。
 
殺人鬼に追い詰められても嘘はつくなと言っていた、近代の哲学者*1も逆にノーテンキなんだか。現代や、まさにクソくだらないホラ話にまみれ、笑えねぇ悪趣味なコントのような世の中から逃れられないのか?というかんじ。「自由」の予感はまったくしてこないけど。。まぁボチボチがんばりましょう。
 
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今年最後の展示は、かなり大人数のグループ企画です。
好きな本を選んで、妄想で装丁画を描き、勝手に装丁するという趣旨のものです。
あまりお会いしたことのない作家さんばかり、しかもベテランの方ばかりな気が‥
がんばろう!(>人<;)
>>
装幀画展Ⅳ 
2016年12月3日(土)~11日(日) 
11:00~19:00 最終日17:00まで 
@パレットギャラリー麻布十番 
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私は当初、特に思い入れもなかったのですが💣、フィリップ・K・ディックヴァリス」という作品を選びました。
なぜ思い入れもないのに選んだのかと申しますと、その本の装丁画が好きだったからです。
藤野一友、またの名を中川彩子。病気で筆を折り、活動したのは30代半ばまでで、1980年に亡くなった作家です。*2
女性名ペンネームでの活動はビザ〜ルな仕事で、本名では二科展などで活躍していたそう。

 作品は多くが福岡市美術館に収蔵されているようで、いつか見にいってみたいものです。

天使の緊縛―藤野一友=中川彩子作品集

天使の緊縛―藤野一友=中川彩子作品集

 

 

 
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↑これが「ヴァリス」の装丁画だった「抽象的な籠」1964年の作品です。
 
この小説は最近、山形浩生さんによる新訳(ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF))が出て、こちらのほうが読みやすいのですが、藤野さんの装丁画は残念ながら使われないままとなっておるようです。
 
その後、心していろいろ読ませていただきました。
 
ジャンルはSFですが、内容は宗教体験の独白というか‥SFじゃなくね?と思い、出ているいろいろな評論なども合わせて読んでいます。これがなかなか面白いです。
思い入れの多い本となりました。
 
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私が所属している人人会でも、こういった幻想絵画系の作家さんの系譜があり、来年の特別陳列もどうやらこちら側に。
 

 

*1:カント、1797年の論文『人間愛から嘘をつく権利と称されるものについて』。わかりやすい説明を見つけました→行き過ぎた厳格主義のカリカチュアとして悪名高い。人殺しに追われる友人を匿っているとき、人殺しが友人はこの家にいるかと尋ねたとしても、友人の所在について嘘をついてはならない、とカントは言い放つ。 http://www2.human.niigata-u.ac.jp/~mt/ningen/2011/09/post_58.php 嘘問題、ホラ話。身近でシンプルに面白いテーマです。

*2:ちなみに、藤野さんの作品は、『虚構の目』『ティモシー・アーチャーの転生』『聖なる侵入』などのディック本の装丁画でもあるとのこと。

個展終了しました!/展示見聞録、憧れの大正の洋画家たち( ˘ω˘ )

さて、一部延長させていただいていた個展もついに先週末をもって終結。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
これから12月のはじめにグループ企画に作品が一点参加して、今年の展示は終わりです。
詳細は後日お知らせしたいと思います。
 
息子の幼稚園も無事決まって一安心です。
ボチボチ高福祉国家の我が国では、子育てにもいろいろサポートがあって概ね良いのですが、私の住む神奈川県の一部地域では保育園ならぬ幼稚園さえ激戦区!近くの園に入るのも簡単にはいかなかったっすε-(´∀`; )
 
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今回もコラグラフの版画作品でした。でも、一般的な版画技法のように同じようには刷れませんし、アクリルメディウム、粒子の凹凸、筆致などの要素だけで版を作っているので、ほとんど「絵」なんですよね。技法や素材についてはそういう感想が多かったように思います。
 
中学生の時、日本のゴッホと称された長谷川利行、例えば佐伯祐三などに代表される*1もろもろのエモいフォーブ画家達(別名1930年協会系)に憧れてヌルヌル系絵画を描きはじめました。
今思えばどうして?という気持ちなきにしもあらずですが、尾をひいているんですかねぇ。
うちの両親も「なんでも鑑定団」とか見てなかったけどなぁ。。
 
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けっこう展示も巡れて、久しぶり大型展にも行けました。東京ステーションギャラリーの「動き出す!絵画 ペール北山の夢―モネ、ゴッホピカソらと大正の若き洋画家たち」。ヒュウザン会の資料などがなにやら可愛らしかったです。
 
洋物やペールさんより、木村荘八が特にいろいろ。
自分にとっては長年お世話になっている画廊の羽黒洞に関係して、後期の下町作品を目にすることが多い作家。白樺派な流れから現物を通して観られると、いつもの作品も違って見えてくる。逆にその経験があるからこそ、この鑑賞があるとするべきなのか。
 
こういった企画では岸田劉生の点数がどうしたって多くなりますが、それらに挟まれた荘八は劉生やら椿貞雄やら、2枚目に挟まれた個性派俳優ですなぁ〜( ˘ω˘ )
 
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上段は全部木村荘八、下段の左だけ劉生さん。これだけ立派なカタログが2000円代とかで買えると、ついつい買ってしまうなぁ〜
 
 
 

*1:若い人にはそんな有名じゃないかも‥没後もいろいろ香ばしい事件のある作家。

個展終了→一部は会期延長中です!

22日(土)をもちまして、個展《まだいるよー》at ギャラリーT-BOXが終了しました。

来てくださったお客様、応援してくださった方々どうもありがとうございました。

 

さて、タイトルにありますように一部は会期を延長、常設展に掛けていただけることになりました。明日24日(月)から29日(土)まで予定されています。営業時間は11:00~19:00まで、最終日は16:00まで。SpaceBではイケザキ カオリさんの個展が開催中です。

ご好評いただき売約されている作品は下げているのですが、残って粘り強く壁に張り付いているという、ある意味引きの強い作品たちが展開中です。

変なヤツがまだいます。ぜひ。

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先週までの展示風景です。

なぜか見に来てくれた自分のオヤジが写り込む。この角度からはこれしかない。。。後悔。。。 

 取り急ぎお知らせまで。どうぞよろしくお願いします!