展示が終了 / イベント参加のおしらせ
今日で銀座のギャラリー枝香庵でのグループ企画「わたしの中の村上春樹」の会期が終了しました。
見に来ていただいたお客様、関係者各位、どうもありがとうございました!
m(--)m
嫁ぎ先が決まらなかった我が作品ですが、ギャラリーの方のご厚意により8月1日(火)-8月8日(火)まで行われるギャラリー企画「サマーフェスタ2017」にも引き続き掛けていただけることとなりました。
もし、まだ見に行ってみようかなという方がいらっしゃいましたら、ぜひ!
ギャラリーホームページ→ http://echo-ann.jp/
ほとんど初めましてな作家さんばかりだったので、WEBサイトを検索してまわったりしました(ほんとうはお話しできればよかったのですが、展示は昨日やっと伺えました。)
もともと村上春樹の熱烈なファン、かたや展示をきっかけにアンチから転じてファンになった人など、いろいろな経緯がまた面白かったです。
次の展示は8月5日、6日夕刻から開催されるパークホテル東京主催「アートフェス」です。場所は日テレの隣あたり、共同通信ビル25F〜です。
フェスに行く側じゃなくて、やる側になったのは初めてです!
入場料が2,000円となっており、下記サイトで予約していただく必要性がございます。ホテルのラウンジでいただくアートカクテル(!)つきです。楽しい催しなどもたくさんあるそうなので、ぜひ大人な夏祭りとしていかがでしょうか。
今日からグループ企画『わたしの中の村上春樹イメージと創作』がはじまります。
今日からグループ企画『わたしの中の村上春樹イメージと創作』がはじまりました。
この夏は、たくさんの展示と出会いにめぐまれて大変光栄です。
しかし、息子が夏風邪になっており、オープニングやトークに行けない…。
大変残念ですが、こんなことで「アーァ」
めげずに8月5日・
今回の企画は、村上春樹さんの小説を1作品選出し、
このようなお題型のグループ企画だと、
村上春樹作品は有名なものをパラパラ読んでいるだけなので、
以前の企画で題材に選んだフィリップ・K・ディックの『ヴァリス』
近作『1Q84』もありますが、こちらのほうが気に入ってます。
まだ展示を観ていないので、写真がありません。
飾った感じはこんなかんじです。m(_ _)m
作品は、「In the dark」版画紙にコラグラフ、手彩色、290×205mmです。
異世界への脱出可能性!がテーマです。
その確率論的なゆさぶり(と言ったらいいかな?)を楽しむこともできるし、物語の登場人物たちがその中を切実にさまよう様子を、その全体を見通して悦に入ることもできる。
ちなみに、この読み方は私の勝手な見解であることご了承ください(⌒-⌒; )
また、大急ぎで書いているので乱筆乱文お許しください。
髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による
『わたしの中の村上春樹イメージと創作』
会期:2017年7月21日(金)-7月28日(金)
時間:11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで)
会場:8F ギャラリー枝香庵(えこうあん)Tel 03-3567-8110
!入り口がわかりにくいかもしれません!
ビル左横の細い通路を入りエレベーターでお越しください。
◉展示情報
❣️ 開催中❣️ 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
❣️ 開催中❣️ 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座) http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
🔷 9月12日(火)~9月22日(金) |グループ企画「*** 漱石山房記念館開館 *** 美術を愛した 漱石に捧げるアート展」1点参加・Art Mall アートモール(銀座)
展示が終了。そしてまた別の場所ではじまり。京橋のギャラリーT-BOXにて
昨日で『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』が終了いたしました。
見にきていただいたお客様、関わってくれた方々に感謝申し上げます。視聴できるようにしたり、キャプションやレイアウトなどなど、とても根気強い準備を要する展示だと思います。心をこめて展示を作っていただいたギャラリーの方々にも、改めてお礼申し上げます。
そして、また別のグループ企画『T-BOX MIX展、前期』に昨日からスタートしてます。こちらの出展に関しては、DMにも記載されていないし、やや友情出演的なかんじになっております。「前進!」という展示コンセプトにもかこつけて、版画の立体化に挑戦しました。型に焼き石膏を流し込むと同時に版を刷りとる「石膏刷り」という手法で、ぐにゃぐにゃの型に版を貼り付けて刷っています。
版画を立体にしようとするとき、版画のプレスによる平面性とは違った局面が出てくる...出てくると面白いなと思って作っています。まったく予想だにしないものができてくるので、自分も「これでいいのか…?」という印象のまま飾っています。(⌒-⌒; )
しかし、なぜ石膏が固まる時に版画を密着させておくと刷れるのか?
設楽知昭さんという作家さんが1985年に発表した論考「石膏刷り(plaster-prlr・Itlng)1)の研究」に詳しく載っていて、以前から参考にしていました。 去年の冬、不忍画廊で開催されていたこの方の展示をたまたま拝見して、このテキストの著者だったことに気づいてびっくりしました。
焼石膏は、水と混練すると、直ちに反応して下にあるような反応を起す。熱を発し、水和しながら、微細な針状の結晶を無数にっくり、それぞ れが交錯して硬化体になる 。結晶の隙聞は、細かい不規則な毛細管で出来ており、硬化と同時に 、 急激に成長するこの毛細管は、その表面に触れる水分や、油脂分、微粒子を吸い取る 。 この作用を利用し、版面にあるインクを転写し定着させるのが石膏刷りである 。石膏刷りは、溶いた石膏を直 接版面に流し込んで硬化させ、プレスを使わず、 版のありょうをそのまま写しとる方法である。(『 大学版画学会会報17』1988年、6頁。http://cuapsj.org/wp/wp-content/download/journal/JournalNo_17.pdf)
昨日のオープニングで、他の出品者の方々に水溶性インクのものが印刷できるかときかれたのですが、たぶん石膏から出る水分でインクが溶けてしまうので難しいかもなと思います。でも、説明を読んでいると、水分や微粒子でも吸いとるので何かしらは刷りとれるのではないでしょうか?
「 T-BOX MIX展 前期」
会期: 2017年7月17日(月)〜7月22日(土)
時間:11:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会場: ギャラリーT-BOX【SpaceAB】
◉展示情報 ❣️これから❣️
🔷 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
🔷 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座) http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
🔷 9月12日(火)~9月22日(金) |グループ企画「*** 漱石山房記念館開館 *** 美術を愛した 漱石に捧げるアート展」1点参加・Art Mall アートモール(銀座)
グループ展、麻布十番のパレットギャラリーにて明日からです!
明日から、麻布十番のパレットギャラリーにて、グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』」がはじまります。今回はそのご案内です。ぜひお出かけくださいませ。
パレットギャラリーは、去年の年末に開催された「装丁画展」に続いて2回目のご縁です。初めてご一緒する作家さんばかり、またまた緊張します!
今回は、何らかの楽曲をレコメンし、妄想でジャケットを制作するという企画。私はジャズトリオ・Bill Evans Trioの「Alice In Wonderland」を選曲しました。曲は51年(日本では53年)に公開されたディズニー映画「ふしぎの国のアリス」のテーマソングです。同じくディズニー映画「白雪姫」の挿入歌で知られる「Some Day My Prince Will Come」と並んで、ジャズのスタンダードナンバーとして有名なディズニー楽曲です。
サイズは21cm角で、ハートのトランプをモチーフにしたコラグラフ・モノプリントです。テーマは「ハートの女王様の強権」。
最近は、テレビをつけると「このハゲ〜〜!」との罵声が頻繁に放送されていて、いかに世がヒステリーに支配された「不思議の国」かがよくわかりますね。
ーー
いろいろネットで調べていると、このディズニージャズを普及させたのは「Take five」で有名なデイヴ・ブルーベック(The Dave Brubeck Quartet)だそう。私は変拍子がとても好きで「Time Out」のトルコ風ブルーロンドも候補に考えていたので、せっかくだからブルーベックのものにしようか悩んだのですが、ビル・エヴァンスの演奏がかわいすぎて…。
Bill Evans Trio - Alice In Wonderland (Take 2)
映画「ふしぎの国のアリス」は子供の頃大好きでした。この作品は、同じくディズニーの「ダンボ」などと並んで、実は酔っ払って(ラリって)見ると大人でもサイケで楽しいと話題に。曲も映画も、まだまだ楽しめそうですね。
『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』
- 会期:7月8日(土)~17日(月)11:00〜19:00(最終日〜17:00)
- 場所:PALETTE GALLERY パレットギャラリーhttp://palette-gallery.jp/
- 駅からすぐ近くのフジカラーのお店「パレットプラザ麻布十番店」に併設されています。
◉展示情報
❣️これから❣️
🔷 7月8日(土)~17日(月)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』」1点参加・PALETTE GALLERY パレットギャラリーhttp://palette-gallery.jp/
🔷 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
🔷 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座)
http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
🔷 9月12日(火)~9月22日(金) |グループ企画「*** 漱石山房記念館開館 *** 美術を愛した 漱石に捧げるアート展」1点参加・Art Mall アートモール(銀座)
コレクター三浦徹さん宅を訪問/人人会サイトでフリーライター山田歩さんの連載開始
暑くなってきました。
展示のお知らせ、人人会の更新情報、さらに今月末までが会期の「三浦徹コレクション展『内藤瑶子の世界Ⅱ』神戸わたくし美術館」を訪問させていただいたので、レポートさせていただきたいなぁと思います。
◉展示情報
❣️現在開催中❣️
🔷 4月1日~6月30日|三浦徹コレクション展『内藤瑶子の世界Ⅱ』神戸わたくし美術館
❣️これから❣️
🔷 7月8日(土)~17日(月)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『アートで聴く音楽 ジャケットアート展Ⅳ』」1点参加・PALETTE GALLERY パレットギャラリーhttp://palette-gallery.jp/
🔷 7月17日(月)~22日(土)|グループ企画「T-BOX MIX展、前期」点数未定・T-BOX(八重洲)
🔷 7月21日(金)~28日(金)|グループ企画「髙橋千裕・御子柴大三・山本冬彦の推薦作家による『わたしの中の村上春樹イメージと創作』」・1点参加・ギャラリー枝香庵(銀座)
http://echo-ann.jp/exhibition.html?id=311
🔷 8月5日(土)・8月6日(日)15:00-20:00|イベント出展「ホテルアートフェス Hotel Art Fes」客室装飾の公開と室内での小展示・パークホテル東京1日券2,000円(税金込、アートカクテル1杯付き)http://parkhoteltokyo.com/event/hotelartfes/
上記のように、夏にかけて開催されるグループ企画の詳細が出揃ってきています。華やかな企画が多くやや緊張しますが、頑張って新作を作っています。何卒よろしくお願いしますm(_ _)m
私の絵をコレクションしていただいているコレクター・三浦徹さんがコレクション展『内藤瑶子の世界Ⅱ』開催してくださいました。会場の神戸わたくし美術館は、もともと旅館だった建物で、三浦さんのご自宅でもあります。
応援してくださるのみならず、このように公開までしてくださるということは大変光栄なこと。湘南から神戸まで飛行機で日帰りという強行スケジュールで、なかなか体がバキバキになりましたが、伺えてほんとうに良かったです。
私の作品の他に、具体美術協会に72年の解散まで参加していた堀尾貞治さん、堀尾昭子さんのコレクションも鑑賞できます。逆光で真っ暗ですが、左下の写真に写っています。
陶器のコレクションも圧巻。三浦さんは陶芸の腕前もプロ!で、2012年には銀座のギャラリー枝香庵で個展が開催されました。
素敵な廊下です!
ドア窓にさりげなく設置してあるのは堀尾昭子さんの作品だとか。
最近のものが窓際にありました。
三浦さんは婦人科系のがん専門の元産婦人科医で、病院に院内助産所を設ける試みをした方としてメディアに取り上げられています。(ちなみに本稿も朝日新聞の記事を参考にしています。*1)産婦人科と助産院というのは基本的に別々の施設となっているのですが、三浦さんは医師の立場から病院内に助産院を設けるよう働きかけたようです。確かに、私も息子は産婦人科で産んだのですが、助産院で産んだ友人もいました。お産の方法もいろいろ選ぼうと思えば選べるのですが、「お医者さんの指導が安心」と消極的に産婦人科を選んでしまいがち。でも、お産は人間の根源的な積極性があらわれる場なんですよね。
三浦さんのお話やコレクションからは人が「うむ力・うまれる力」を絶対的に信頼するという独自の哲学を感じました。今は引退されていますが、大変エネルギッシュな方で77歳まで現役でお仕事をされていたそう。生命感みなぎるアートコレクションはそのパワーの原動力となっていたとのこと。20歳のころから10年以上お世話になっている方ですが、やっと三浦さんのお仕事や活動の一端が理解できたような気がしました。
↓こんな変な絵をカラーで載せてくださった神戸新聞さまにも大変感謝です!
人人会のサイトも更新しています。
5月末からホームページ上で人人会関連作家の活動紹介をすることになり、それに連なる企画として「あるくの从作家見聞記」を連載することになりました。山田歩(あるく)さんが、会関連作家の展示をたずね歩き、見聞記を書いてくださるそう。山田さんは新聞などの媒体を中心に文化欄などで執筆活動をされているフリーライターで、編集者でもあります。
適度な距離感を保ちつつ、未知な作家や展示に歩み寄っていく中でのワクワク感があり楽しい文章です。山田さんの人柄や文章力もさることながら、「評者」というよりも取材者、ルポライターの眼差しの妙なのかもしれませんねぇ。
第1回目がもうすでにアップされています。
予定やお知らせ諸々/人人会と「なんでも鑑定団」
会の人間も誰も知らず、私も知らなかったため、友達からの連絡で知りました。ちなみに本物でした。
以下、テレビ東京なんでも鑑定団ウェブサイトから「中村正義の作品に間違いない。1972年、48歳の時の作品。52歳で亡くなっているので比較的、晩年の作品。中村正義はその時の気鋭の作家を集めた「人人会」を設立し、その一環として展覧会も継続的に開いていた。その展覧会に自分で選んで出品したのがこの作品。他の年には裸婦は見られず、大変、希少性の高いモチーフである事も間違いない…」以下略
オンライン・バカ -常時接続の世界がわたしたちにしていること-
- 作者: マイケル・ハリス,松浦俊輔
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- 発売日: 2015/08/24
- メディア: 単行本
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上記の本によれば、1985年以前に生まれていれば、インターネットがある時代とない時代の両方を知っていて、それより若い世代はインターネット以前の地形の中で暮らしたことがないらしい。
ネットがなかった時代を知る人がいなくなると、どんな世の中になるしら。
私はちょうど85年生まれなので、最後の二股世代だな!
作者のマイケルさんは80年生まれか。もうちょっと年上の人かと思った。
「第17回リン版画工房展」出品中、4月30日(日)まで / 平塚市美術館の展示見聞録。また劉生さん。
4月に入ってから、私事で大変バタついておりました。
もう一昨日から始まっているのですが…お世話になっているリン版画工房の展示に今年も参加させていただけるとのことで、旧作1点出品しています。
リン版画工房には、教室の空席に潜入できるチケット会員というシステムがあります。
本当は新作を作りつつ工房にもお邪魔したかったのですが、叶わず。3月の人人展に出した版画の大作を出品しています。
「工房会員全体展 17th」版画ワークショップ会員作品
2017年4月25日~4月30日 9:30~16:50
{初日13:00~。最終日16:00}
会場:平塚市美術館 市民アートギャラリー
平塚美術館では「リアル(写実)のゆくえ 高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの」という企画展が開催されていました。せっかくなので、観覧。
貸し出されていたものの中にはよく再会する作品もありました。個人的に神奈川近代美術館と、国立近代美術館は、美術の大型施設の中ではかなり通っている部類なので…
自分にとって馴染み深いものだと靉光の作品ですが、写実回帰の文脈で飾ってあると、なんだか新鮮な気もします。
個人や社会・世界の実在性の揺らぎ、不信感が現代的な視点とされる中で、写実や具象は美術史に組み込まれにくくなっている〜云々(うろ覚えなので多少違っていたらすいません)。思想にも、そういった不確実性は棚上げしてしまおうという文脈があるのですから、美術もその内部でジャンルが乖離してくるのかもしれませんねぇ。
ともあれ、とても迫力がある作品ばかり。現代作家の作品もギョッとするほどリアル。確かに現実の視覚と相関関係にはあるのだろうけど、それは写真のそれとは全然違う!遠いどこかの風景…というより、すぐ眼前にあるようなかんじ。
「リアル(写実)のゆくえ 高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの」
「移入され150 年を経た写実がどのように変化し、また変化しなかったのか、日本独自の写実とは何かを作品により検証し、明治から現代までの絵画における写実のゆくえを追います。」とのこと
開館時間 9:30 ~ 17:00(入場は16:30 まで) 休館日 月曜日