画家の死後:内藤瑶子の生前日記

自称絵描き|内藤瑶子のナイトー自身による、活動報告のブログです。/ 東京近辺で活動中。詳しいことはhttp://yokonaito.info/へ。

キョーコーサイケツ!/近々行けた展示

昨日は安全保障関連法案、強行採決されてしまいましたね。
政治の話題は避けるのが通例だとは思いますが、とても重要なことだと思います。せっかくブログがあるもんで、ちょっと意見を書こうと思います。
国会などでキチンとした答弁をしない政府には、つねづね腹が立っていた。今回だって、内容から手段まで、色々な人が問題点を指摘しているにもかかわらず、本当に傲慢なことを言っている。これはなんとかせねばなりません。 罪に問われなければ、制度に反していなければ何やってもいいのか?それが立法する現場で起こるということは本当ジレンマ。
しかし、今回のことに意を唱える=戦争反対、平和主義というのは個人的にはどうかと思う
そもそもこのご時世、国際紛争などに無関与でいられるのだろうか。
でも、この調子で憲法改正の議論になるのは恐すぎるだろ。。 私の政治的立場は、出身・在住を見ると詳しい人ならわかるかも?中道ですが、小選挙区でまず迷うことはありません。
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近々のだけですが、行けた展示!
🔸東京ステーションギャラリー没後30年 鴨居玲展 踊り候え 出品作は自画像ばかり。病弱で夭折で自死。最近ではあまり見かけなくなった「〈苦悩の〉画家」タイプ、迫力あります!
まさにデッサン魔、3D感は見どころだと思います。展示を見て納得。 しかし何を隠そう、自分も鬱病で高校をやめたクチなので、同じようなイメージをもって勘違いされてしまうことがあります。 逆に(旧来型)鬱病の人は、自分のしんどさを表現する事を苦手とするように思います。自分もキホン引っ込み思案なので、本当に作家活動にむいているんだろか‥w あ、今は元気です。 7月20日(月・祝)まで。
🔸原美術館『サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡』 紙の作品とのことだったので、もしかして以前から持っていた『Cy Twombly: Fifty Years of Works on Paper』の作品が来るのかな?とピンときました。この画集はとても気に入っていたので、うれしかった!実物を見て驚きました。思っていたよりずっと「絵」っぽい。 Kindleで再発された『モダニズムのハード・コア―現代美術​批評の地平 批評空間』で予習し(私も買って読みました!)、中庭でコーヒーでもすすれば、なおのことオシャレ。 週末だったので、あいにく満席でしたが。
🔸会期終了しましたが、ギャラリー枝香庵「佐藤温展」 佐藤温さんの展示、はじめて拝見できました。お世話になっている共通の知人がおり、話をよく聞いていました。もっと荒々しい絵を予想していたのですが、精緻なものでした。
🔸みうらじろうギャラリー井村 一巴 個展 "physical address"にも行くことができました。
最終日だったので、狙っていた作品はすでに売約済み。ほんとに美しかった。。(T_T) 9月に予定されているという個展は早めに行きたいです!
🔸そのほか、本を売却する際にとてもよくして下さる古本屋ユニット読ス yomsが3331にあるisland MEDIUM「にじいろ百貨店」に出店されていました。9月6日まで。勝手に売った親父の本がありました。(^^;)
『全感覚5』『全感覚3』など買いました。
↓1日の戦利品とトゥオンブリ画集。↓
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有識者の噂によれば、東京藝術大学大学美術館「ヘレン・シャルフベック――魂のまなざし」もおもしろい展示とのこと。時間を見つけて行きたいものです。